サスティナブルな心性・行動に関する研究

研究目的

 この研究は、サスティナブル(持続可能)な社会の実現には、個々人のもつサスティナブルな心性を特定し、それに基づく行動様式を促進させることを目的とした心理学的アプローチが不可欠であるという発想に基づき行われたものです。具体的には、1)サスティナビリティ(持続可能性)に関連する心理的特徴(サスティナブルな心性)の検討、2)サスティナビリティにつながる行動(サスティナブルな行動)の検討、3)サスティナブルな行動の促進を通じ、サスティナブルな心性の促進をもたらす介入プログラムの検討、以上3点を目的としています。

研究成果の概要

 これまでに、サスティナブルな心性を測定する自己評定尺度、サスティナブルな行動を測定する自己評定尺度を開発し、サスティナブルな心性と主観的well-being(幸福感)との間に関連があることを明らかにしてきました。また、サスティナブルな行動と主観的well-beingの関連性は低いことも明らかになりました。そこで、サスティナブルな行動に注目した生活を送っていただくことにより、環境への意識に変化が生じるか検討する介入研究を行った結果、有意な効果がみられることが明らかになりました。研究は現在も継続中で、得られた成果については随時このホームページで紹介していく予定です

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本研究課題に関連する論文・学会発表

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サスティナブル 心性評定ツール

サスティナブル 行動評定ツール

書籍「ポジティブなこころの科学」 参考文献リスト

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ポジティブなこころの科学 参考文献リスト

謝辞

このホームページは、社会学部・社会心理学科・教授 堀毛一也の科研費(平成22年度~平成26年度、基盤研究(C)課題番号:22530668)の研究成果のまとめとして作成されたページです。

これまでの研究にご協力いただいた、東洋大学ならびに岩手大学の学生諸氏、またご父兄の皆様に厚く御礼申し上げます。

連絡先(kekehori@toyo.jp)